MKはジュニア登録をして3年目に入ります。
そんな未熟なMKでも地方のグレードが低い大会ではそこそこ勝率を上げるくらいには上達しています。
親バカなMO2Paは「我が子は成長が早いな。これはもしや強くなるのでは?」と口には出しませんが勝手に期待をしたりしています。(※こういった親の過度な期待は子供の可能性をつぶしてしまう可能性がありますので要注意です。ま、現在はカテゴリーが上がったことで戦績もランキングも下がってしまったのですけどね。)
『大会で勝つ子と勝てない子の考察』
さて、、、
練習も欠かさずやっている。年数もそれなりに長くやっている。なのに勝てない。
一方で1年かそこらかの経験だけで、それなりに大会で勝っていく子もいます。
この差ってなんなんですかね?
以前運の影響に触れましたが、勝てる子の環境はどうなのか素人の親目線から時にはMKとも比較し考察してみます。
要因① 指導者(コーチ)が良かった
部活において勝利至上主義が正義とされていた純粋のガチ体育会系男子のMO2Paからすると、実力の向上は指導者によるものが大きいという考えを今でも強く持っています。(昔々の中学時代、強豪校の監督や指導者が別の学校に移ったら、その移った先の学校がいきなり強くなった なんていう事例をいくつかみてきたので)
ただ、現代の指導者の形は多様化しているのも事実。中学の地域移行問題しかり、選手(親)が指導者を選べる時代になってきていますよね。
指導者もそれぞれ重きを置く部分や考えも違いますし、選手に対する接し方やすり込まれるマインドも違います。
その中で、選手とコーチの相性が合う(どちらかというと、選手側がそのコーチを嫌いでないか)ということが重要になってくるかと思います。
相性が合わないなら、移籍という方法をとることもできますよね。でもコーチや周りの関係構築が1からになるため少し遠回りをしてしまいます。(長いめで見ればそこにずっとい続けるよりも生産的ではあるのですが。。。)
ことMKについては、結構細かく色々と指摘してくれる指導の方が良いらしく、現在のクラブではそれがそれなりに叶っているのもあり、このコーチは嫌だ!と思うほどではないレベルでマッチング出来ているのだと思います。(ま、かなりの頻度で怒られて泣かされていますが、、、)
当然経験豊富なコーチですし、練習内容や考え方について素人の私がとやかくいえるレベルではないのですが、時折発言や対応に「ん?なんか自分の考えと合わないな」と親目線から感じることもあります。が、結果的にみたら十分に素人からかなり速い段階で他の選手クラスの子と戦えるレベルまで持っていってくれたというところを見ると、最大限実力が出るようコーチが引っ張ってくれたのだと思います。
(そんなコーチでも他のどの教え子とも相性が良いっというわけはないですし、相性が合わないが故に離れていく子供たちもみてきました。まぁ人間ですものしょうがないですけどね。)
みなさん選手とコーチの相性は良いですか?親とコーチの相性なんかはどーでも良いのです。子供がそのコーチと一緒にやっていって苦にならないのならば、最大限コーチはその選手を引き上げる努力をしてくれると思います。
合わない場合は,,,,時間の無駄なので移籍するのが良いでしょうね。お互いに合わない相性が時間の経過でよくなっていくなんてことは無いと思いますからね。
要因② 環境が良かった
環境にも色々なものがありますよね。下世話な話にもなりますが、真理かなとも思いますので
・金額的な援助が得られるか
正直、全てをプライベートで賄ってしまうのが上達の一番の近道かと思います。当然そんな金銭的な部分も(海外ではないので)要望にあうコーチを探すのも難しく現実的ではないですが。ただ、定期的にプライベートを入れたり、県を跨いで遠征したり、名門クラブのキャンプに参加したり(嫌がるコーチもいるようですが)海外に行かせてみたりと資金が潤沢にあれば子供が望めば技術向上のために色々な経験をさせてあげられます。
・通いやすい環境にあるか
移動時間は純粋に無駄な時間だと思います。徒歩1分圏内にクラブがあるのと交通機関を利用して1時間とか長い時間をかけていくのでは体力的にも精神的な部分でも差が出てきます。1時間もかかるならば気持ち的にも「よし!向かうか!」と自分に気合を入れて向かいますが、徒歩1分圏内ならばそれこそ近くのコンビニに行く感覚で行けます。また、その1時間(往復入れたら2時間)を勉強や睡眠に充てることだってできますよね。
MKも自宅からクラブへは徒歩圏内です。(というか、徒歩圏内になるところに引っ越しました)これによってかなり無駄な時間を抑えて有効に利用できる時間として捻出できました。
要因③ 親の誘導が上手い
強い子の親って、子供に対しての誘導が上手ですよね。そうした親子の会話を見ていると、いつもMO2Paは反省ばかりです。この誘導部分が出来ないから、子供の成長を阻害してしまっているのだと常々反省しています(´・_・`)
理想とする手本は、まず、試合に勝っても負けても過去(試合内容)をぐだぐだと責めない。諭し、子供に考えさせる方向に上手に誘導しています。あるいは、本人が落ち着くまでじっと話を聞く姿勢をとり続けています。
これが本当に難しい! これが本当に難しい! これが本当に難しい! これが本当に難しい! これが本当に難しい!・・・・(いつも怒っちゃうのよね_| ̄|○)
子供自身が深掘りして考えさせることが重要なんでしょうね。
頭ごなしに子供を怒っても、子供はそこで思考するのをやめてしまいますよ。そんな親の子供はまぁ間違いなく成長なんてしないのだろーなーっと。子供の成長をとめてしまう一つの要因は親にありますよ。いや、、、ほんとに、、、。
親のストレスを子供にぶつけても子供は発言の9割は聞いていないですよ〜っと。
(っと、まぁ、親の子供への接し方問題については、自分の戒めも含めて、別でしっかりと記録して残しておこう。。。)
要因④ 個人の努力
やはり勝つ子は練習を真面目にしている印象です。それが苦にならず、テニスの練習を楽しんでいる(生活の一部として捉えている)子が得てしてある時から勝ち始めますよね。
ただ、間違いなく言えるのは最低限のやるべきことはしっかりとこなしています。
当然セルフメンテも怠っていません。情報収集もしっかりやっていますし、自分の現在の立ち位置も理解しています。ある程度、どの時期にどのような大会があるかというチェックも自発的にしていますし、自分に対するプランも自分の中で明確にしている子が多いと思います。
要因⑤ 年齢区分
これはかなり大きな恩恵だと感じています。
MKは早生まれのため、各クラスのメインの年で戦うのは一つ下の学年の子たち(早生まれではない)です。フィジカルという面では他の子たちよりも1学年分の成長があるためメインの年になる前でなんとかポイントを獲得しておけばメインの年でドローも余程悪くなることがないため、勝ち進むことができます。
(ただ、これはあくまでも地方のグレードが低い大会の話しであって、1年程度の歳の差なんて上のグレードでは関係ないのでしょうけど。小学校、中学校1,2年までの話だとは思っています。ジュニア後半ではそうは行かないだろうなーなんて思っています)
要因⑥ プレースメント(性格ともいう?)の問題
これは正直うちの子にあてハマらないことではあるのですが、地方の小学校、中学校のレベルですと、ミスをしないテニスを徹底してできてる子が勝っている印象です。「いや、そんなの当たり前でしょ!? 」と思いますが、勝っていない子供たちはこれをしていない子が多いですよねぇ。
プレースメントが良いとも言うのかもしれませんが、それともなんか少し違う・・・?
ある一点(周辺)を狙って集中的に返すっ といった感じですね。球種も一種類、どんな球が来てもとにかく山なりにセンターマークを狙って打ち続けているような感じです。
ただ、いずれにしても子供たちの多くがそうしたプレーが出来ないのではなく、やれるのにやらない子が多いのではと思います。
勝てない子はどちらかというと相手と戦っているというよりも、自分(がいかに良いプレーをするか)と戦っているように見えちゃうんですよね〜。
コーディネーションがなんとかとか、識別や定位がうんたらとか、そうした球が打てるのはポジショニングが、、、とかそもそも体ができていないのだからそうした球しか打てないのだとか、うんちくが前提にはあるのでしょうけれど相手のベースラインにひたすら返すということを叩き込まれてそれを素直に自分に落とし込んで実践している子が単純にまぁ強いですよねぇ。(いや、わかっていますよ、それがどんなに難しいことなのかということもね、、、わかっているんですよ、、、)
ただ、そうした思考が顕著にあらわれている試合をみてるとまぁ面白くない! いや、それが強いのは確かにわかるのだけど、華がない!
大会とかでも、男子含め色々な子が試合していますよね。
華がある子っているじゃないですか。
魅せるプレイをしてくれる子。
オーディエンスを魅了する派手なテニスがMO2Paは好きです(そんなこと言っているから学生時代も勝てなかったのでしょうけど。。。)
コメント
いやーよくわかります!
特に小中学生はコーチや親の影響が大きいですよねえ。ちょっとした言い方一つで、良い方にも悪い方にも。
ほんとうに其のとおりです!
親のコントロール次第で、子供の成長スピードは変わるよなぁと実感していますよ。
うまく調子に乗せることが重要なのですよねぇ。